2019-09-25

ラガーマンも愛した味

いつもご愛顧ありがとうございます。

ラグビー・ワールドカップが日本で開催され、各地で盛り上がりを見せていますね。
私も先日仕事で訪れた北九州・小倉駅で新幹線を降りると「ウェールズ代表が合宿しているので応援よろしく!」的な垂れ幕がかかっており、「盛り上がってるなぁ」と思いながら見ていたのですが、後日北九州の人たち1万5千人がスタンドからウェールズ国歌を歌いウェールズの選手達を感動させたというニュースを見て、ラグビーには他のスポーツには無い一体感があるような気がして胸が熱くなりました。どこの国が優勝するかわかりませんが、全ての国の選手が力一杯プレー出来ることを願っております。

さて、梅ちゃんの料理は「多くのスポーツ選手が愛した味」というキャッチフレーズですが、勿論その中にラガーマンも入っています。

2016年に亡くなられた平尾誠二さんを筆頭にV7時代の神戸製鋼ラグビー部は、大会中に梅ちゃんが料理長をつとめていた時のホテル竹園芦屋で合宿していたので、梅ちゃんが作ったメニューをもりもり食べていたようです。

スポーツマンに共通する「栄養補給」と、何よりも食べた後に笑顔になる「美味しさ」を両立させた梅ちゃんの味は、ラガーマンも魅了していたようです。

梅ちゃん自身は、特別な指示が無い限り、スポーツの競技でメニューを大きく変えることは無かったようです。絶対の自信を持って、とにかく「美味しいものをお腹いっぱいに!」を掲げ、選手の健康を気遣いながら料理を作り続けたようです。

ただ、「やっぱり体が大きい選手が集まる競技は量を増やしていたよ」と笑っていました。

梅ちゃんの強くて優しい味は、多くのスポーツ選手との料理を通じたふれあいの中で育まれたものです。

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